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CRE/脱炭素社会の実現に共同出資による新会社設立

2021年08月20日/SCM・経営

シーアールイー(CRE)は8月20日、エンバイオ・ホールディングスと共同出資により新会社を設立すると発表した。

これまで、CREで開発する物流施設「LogiSquare(ロジスクエア)」には太陽光発電システムを導入していたが、この度、「ロジスクエア」の使用電力を 100%再生可能エネルギーへ転換することを目的として、「ロジスクエア」の屋根を活用したグリーン電力供給を主な事業とする新会社を両社で設立することにしたもの。

今後の展開としては、「ロジスクエア」シリーズにおいて相互に再生可能エネルギーを融通し合うスキームの構築や、同社グループが管理運営する第三者施設への再生可能エネルギーの供給も視野に入れて事業を展開していく。

新会社を通じて「ロジスクエア」シリーズの脱炭素化に向けた取り組みを拡大すると共に、CO2排出実質ゼロを目指す事業所への再生可能エネルギーの電力供給等により、脱炭素社会の実現に向けた社会的責任を果たしていくとしている。

なお、エンバイオ・グループは、1999年の創業以来、環境保全に貢献する事業に継続して取り組んできた。土壌汚染をエンジニアリングで解決する土壌汚染対策事業、汚染された土地の有効活用を目指すブラウンフィールド活用事業、太陽光発電などによる自然エネルギー事業。汚染地の再生とは別の切り口で土地を有効活用するアプローチとして開始した自然エネルギー事業では、再生可能エネルギーを利用した発電事業を行っている。太陽光発電所、バイオマス発電所を国内外で35発電所、40MW(開発中含む)規模で展開、豊富な発電・運用実績によるノウハウを有している。

■設立する新会社の概要
名称:エンバイオ C・エナジー
所在地:東京都千代田区鍛冶町二丁目 2 番 2 号
事業内容:グリーン電力供給事業
資本金:1000万円
設立年月日:2021年8月下旬(予定)
決算期:3月
出資比率:エンバイオ・ホールディングス85%
      シーアールイー15%

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