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椿本マシナリー/物流エンジニアリングに本格参入

2021年08月27日/IT・機器

椿本チエインの100%子会社「椿本マシナリー」は8月26日、システムインテグレーションを提供する、「物流エンジニアリング事業」へ本格参入すると発表した。

<”システムインテグレーション事例 2020年に稼働した、流通サービス、オルビス向けT-Carry system。センター内を330台の小型AGVが自律走行>
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椿本チエインのマテハン事業拡大方針の一環として、椿本マシナリーでは、システムインテグレーションを提供する「物流エンジニアリング事業」へ本格参入する。

ねらいは、椿本マシナリーの機械商社として培ってきた情報力・調達力・販売ネットワークと、椿本チエイン・マテハン事業における技術力とのシナジー創出。加えて、物流現場の運用を熟知し、長期に渡って顧客の課題を解決してきた専門技術者の豊富な知見により、メーカーの枠にとらわれない最適なソリューションの提供を目指す。

椿本マシナリーでは、この事業で5年後、売上高30億円を目指している。また今後、パートナー企業との連携により、新たなアイデアや商品を開発する共創プラットフォームを実現するラボ施設を新設する予定だ。ここでは、顧客をはじめ来場者に、未来の物流の世界を体験できる。

現在、eコマースを中心に物流センターの人出不足が課題となっており、現場では生産性向上、業務効率向上への自動化・省人化・スペース有効活用のニーズが高まっている。さらに、社会課題であるCO2削減のための省エネ対応などを含め、顧客ニーズも多様化している。椿本マシナリーでは、人員増強と組織力強化を図り、AI、ロボット技術の活用により、物流のハード面、ソフト面のトータルコーディネータとして、スピーディかつリーズナブルな商品・サービスを提供。お客様やパートナー企業から信頼、期待を寄せられる存在として、顧客の課題解決に貢献していくとしている。

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