UPSは8月30日、シンガポールに拠点を置く同社のアジア太平洋地域のプレジデントにミッシェル・ホー（Michelle Ho）氏を任命したと発表した。
＜UPSアジア太平洋地域のミッシェル・ホー プレジデント＞
成長志向のリーダーであるミッシェル・ホー プレジデントは、40以上の国や地域に1万3000人以上の社員を擁し、最も急速に成長しているこの地域で、UPSのビジネスとオペレーションを推進していく。この戦略的な役割の中で、ミッシェルはUPSの成長を促進し、企業の規模にかかわらず、国境を越えた連携ニーズをサポートすることに注力するとしている。
UPSのアジア太平洋地域で初の女性プレジデントとなるミッシェル氏は、30年近くにわたりアジアでさまざまなリーダーシップを発揮してきた。前職はUPS中国のプレジデントで、大小の都市で戦略的なサービス提供とネットワークの拡大を指揮した。また、デジタルトランスフォーメーションを推進することで、パンデミックに直面しても、中国の企業が新たな需要に対応し、サプライチェーンを最適化し、グローバルな成長を加速することを可能にした。
ミッシェル・ホー プレジデントは「アジア太平洋地域は上昇気流に乗っており、パンデミックの影響で、電子商取引、医療、国際貿易の需要と機会が増えている。UPSは国際貿易の担い手として、こうした需要をサポートし、企業を世界最大級の航空ネットワークに接続して、貨物を適切な場所へ、適切な時間に届けることを可能にする能力を持っている。私は、物流の専門家で構成されるクロスファンクショナルチームの能力と才能を活かして、市場への迅速な参入とアジア域内および大陸間の接続強化を実現できることを楽しみにしている」と述べている。
シンガポール出身のミッシェル・ホー プレジデントは、女性リーダーの模範であり、周囲に気付きを与える先駆者。2010年にアジア太平洋地域の財務担当バイスプレジデントとして、UPS初の女性シニアリーダーの一人となった。ダイバーシティとインクルージョン、そしてビジネスでの女性のエンパワーメントを強く信じているミッシェルは、積極的に講演の場に登壇し、今日の経済において女性が果たす重要な役割について語っている。
