オープンロジは9月2日、一心が運営する寿司店「鮨心」（すしこころ）が9月1日からEC販売を開始する「シン握り」の冷凍物流パートナーとして選定されたと発表した。
＜真空フィルムから取り出した「シン握り」＞
＜解凍した「シン握り」＞
「シン握り」は、同社の寿司職人が握ったお寿司を超瞬間冷凍して、真空フィルムで梱包した商品です。ECで「シン握り」を購入した顧客が、お店と同じ味を自宅で楽しめたり、贈答品としても利用できるように物流面でオープンロジがサポートしていく。
オープンロジは冷凍・冷蔵倉庫会社と連携することにより、様々な冷凍・冷蔵商品を扱う事業者にEC物流サービスを提供してきた。今回、冷凍商品のEC物流サービスの実績だけでなく、贈答用のオリジナル資材を使った梱包・配送手配ができることと、ECサイトと連携できる物流システムを構築しているという点も評価を得て、一心がオープンロジを冷凍物流パートナーとして選定したもの。
なお、一心の中村導昌代表は「今まで誰も成功していない『寿司職人』が握ったお寿司を超瞬間冷凍して、見た目も美しく真空フィルムに包む。どなたでも簡単に解凍できる！というイメージを融合して商品にするまでに特に苦労しました（現在特許申請中）。そしてオープンロジとの出会いで商品化への最後の壁を乗り越えることができた。オープンロジの会社理念『テクノロジーを使い、サイロ化された物流をネットワーク化し、データを起点にモノの流れを革新する』に共感してお願いすることにした。私たち企業と倉庫事業の面倒な業務のやりとりをWEBアプリケーション上で効率化、自動化する機能を備えているのが特に助かっている」とコメント。
今後も、オープンロジは小ロットから幅広い商品・荷量にまで柔軟に対応できる冷凍・冷蔵EC物流サービスを提供することで、飲食店のEC事業参入を物流面からサポートしていくとしている。
