ジーニー/世田谷区と自宅療養者のパルスオキシメーター配送支援

2021年09月22日 

セイノーホールディングスの輸送グループ会社のGENie(ジーニー)は9月21日、世田谷区と共同で、自宅療養中の新型コロナの患者を対象にパルスオキシメーターの即日回収と配送を開始したと発表した。

パルスオキシメーターは、血中の酸素濃度と脈拍数を計測する器具。医療従事者や保健所が器具を使った20~30秒の検査で陽性者の症状の程度を正確に把握することができる。

<取り組みの概念図>
20210922genie - ジーニー/世田谷区と自宅療養者のパルスオキシメーター配送支援
今回の取り組みは、まず世田谷区がジーニーにパルスオキシメーターの配送・集荷を依頼する。次に、ジーニーは、同社の配送代行サービス「ARUU(アルー)」を使ってトラックとドライバーを手配。その後、ドライバーが新型コロナの自宅療養者の家に器具の配達や回収を行う仕組み。

取り組みによって、自治体職員は、効率的にパルスオキシメーターの回収できる一方、医療従事者も重篤患者をリアルタイムで察知し、診療工数を削減できるという。

ジーニーでは、患者数に応じて、パルスオキシメーターの回収に割く人員をリアルタイムで調整し、低コストで効率的に器具の配布・回収ができるようにした。また、配送代行サービスを利用することで、患者が回復した際には、即座にパルスオキシメーターを回収して、次の患者に届けられるようにした。

ジーニーによると、パルスオキシメーターは、現在は自治体が基礎疾患を持つ人や高齢者へ優先的に貸し出しており、全てのコロナ陽性者には届けられておらず、一方で回復した患者からの郵送返却も返送に時間がかかっているという。また、メーカーも十分に生産数を確保できず、新規に発注をしても必要な人に器具が行き渡っていないとしている。

こうした状況を受け、同社では、今回、世田谷区とパルスオキシメーターの即日回収と配送を始めることにしたという。

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