セイノーホールディングスは7月6日、QRコードを活用することで配達時の「なりすまし」を防ぎ、新型コロナワクチン等を安全で確実に輸送できるスキームを構築したと発表した。
セイノー輸送グループの西濃運輸の配送に、GENieが展開する処方箋即時配送サービス「ARUU」のシステムを活用しており、大垣市の2次配送にも採用された。
同システムは、QRコードを活用して「1.配達時間予告メール機能」、「2.ワクチン配達時の本人確認機能」が提供できることが特徴。
特に「2.ワクチン受取時の本人確認機能」は、事前の配達時間予告メールに医療機関ごとのQRコードを添付することで、配達時に医療機関固有のQRコードを読み込まなければ、ワクチンの引き渡しが出来ないため、なりすまし防止(受取証明)につながり、安全・確実なワクチン配送を提供できる。