関通は10月1日、自社で開発・提供を行うWMS(在庫管理システム)「クラウドトーマスPro」で、フード・メディカル・アパレルの3業種に特化した新パッケージの提供を開始したと発表した。
新パッケージは、クラウドトーマスProのユーザーによるニーズを受けて開発したもの。
クラウドトーマスProでは、業界別で発生する特有のニーズや機能に関して、1社ごとのカスタマイズやフロー構築が必要な場面が多く導入スピードやコストに課題を抱えていた。
新パッケージには、これまで培ってきた業種業態別での導入事例や物流改善のノウハウを集約しており、業種ごとに必要な機能の開発にかかるコストとリードタイムの削減を可能にしている。
パッケージごとの特徴としては、フード向けで「賞味期限管理(出荷禁止日管理)」、メディカル向けで「ロット管理」を実装。アパレル向けでは「トータルピッキングアソートシステム」との連携が可能になっている。
今後、関通はクラウドトーマスProについて、「フード」「メディカル」「アパレル」以外にも業種ごとに特化したパッケージの開発を進めていくとしている。
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