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フェデックス/国連の「女性のエンパワーメント原則」に署名

2021年10月05日/CSR

フェデックス エクスプレスは10月5日、カワール・プリットアジア太平洋、中東、アフリカ地域社長が「女性のエンパワーメント原則(WEPs:Women’s Empowerment Principles)」に対するCEO声明に署名したと発表した。

<カワール・プリットアジア太平洋、中東、アフリカ地域社長>
20200518fedex - フェデックス/国連の「女性のエンパワーメント原則」に署名

WEPsは、企業が職場や地域社会でジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進するために実践する7つの原則(トップのリーダーシップによるジェンダー平等の促進、機会の均等・インクルージョン・差別の撤廃、健康・安全・暴力の撤廃、教育と研修、事業開発・サプライチェーン・マーケティング活動、地域におけるリーダーシップと参画、透明性・成果の測定・報告)。プリット社長は、香港で経営陣と従業員の立ち会いの下、支持声明に署名した。

アジア太平洋、中東、アフリカ地域では、小規模企業の設立や成長、国際貿易に携わる女性は多くない。

世界経済フォーラムのグローバル ジェンダー ギャップ レポート2021によると、新型コロナウイルスが新たな障害となったため、世界的な男女格差の解消にかかる時間は99.5年から135.6年へと1世代分増加した。

フェデックスは、People-Service-Profit (人・サービス・利益)の理念を経営の核とし、ジェンダー平等を社内外で積極的に推進している。そして、Great Place to Workによって、2021年版のBest Workplaces in Asia(アジア地域における働きがいのある会社)に選出されている。

プリット社長は、企業が職場におけるジェンダーバランスの改善に大きな役割を果たすことを認識し、「多様性、公平性、包括・一体性は、フェデックスの姿勢と行動を構成する要素。そして、これらは我々の文化に不可欠なものであり、全ての従業員、顧客、域社会に、より良い未来をもたらすための極めて重要な優先課題だ。今回の署名は、誰もが平等に従事し成功できるよう、多様性を尊重した職場づくりのための重要な一歩になる」とコメントしている。

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