フェデラル エクスプレス コーポレーション(フェデックス)は11月12日、愛知県と岐阜県の一部地域から出荷する顧客へのサービスを強化したと発表した。
該当地域の顧客は、平日に集荷された荷物を一日早く輸送することができる。
このサービスは、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・エクスプレス(IPE)、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ(IP)、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・フレイト(IPF)、フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)およびフェデックス・インターナショナル・エコノミー・フレイト(IEF)を利用し、アジアへの輸出を行う顧客に適用される。
対象は、愛知県一宮市、春日井市、北名古屋市、岩倉市、江南市のほか、西春日井郡の一部地域、岐阜県では岐阜市、各務原市、大垣市。
サービス強化の対象エリアは、航空宇宙や自動車、機械、繊維産業などで知られる中京工業地帯を有し、大小を問わず多くの企業が貿易を活発に行っている。この地域のフェデックスの顧客の主要な取引先市場には中国、韓国、台湾、タイ、ベトナム、インドネシアが含まれる。
フェデックスは今年初めに、埼玉県と京都府の一部地域から世界に出荷される荷物の輸送時間を1日短縮した。グローバルネットワークの強化と最適化は常に継続しており、8月には成田国際空港の施設を2倍の規模とする計画を発表した。新設施設は2026年後半から段階的に稼働を開始する予定だ。
日本のフェデックス代表者である久保田 圭マネージング ディレクターは「このサービス強化は、アジア市場のダイナミックな動きの中で、顧客がより効率的かつ信頼性高く貨物を輸送できるよう支援する我々の取り組みを反映している。愛知県と岐阜県からの輸送時間を短縮することにより、この地域の輸出を支える企業を支援し、産業の成長と地域経済の活性化に寄与する」と述べている。
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