クボタは10月6日、米国販売子会社のクボタトラクターコーポレーション(KTC)がカリフォルニア州に物流拠点「WDC(Western Distribution Center)」を新たに建設し、KTC西部支店を移転すると発表した。
新物流拠点は、カリフォルニア州エルクグローブ市のKTC西部支店近郊にある敷地18万1000m2に建設する。建屋規模は5万9000m2で、2022年6月に稼働を開始する予定だ。総投資額は65億円を見込んでいる。
現在、クボタは西海岸地域でカリフォルニア州のKTC西部支店の倉庫からディーラーを介して製品・部品を提供している。同拠点では、事業の拡大に伴い製品の入出庫作業や在庫保管に必要なスペースの確保が課題になっていた。
新物流拠点には、各種作業や在庫の保管に必要なスペースを確保することで、在庫・出荷能力を強化。また、ディーラーが対応しているオプション品の装着や仕様変更等の作業の取り込みに加え、ディーラー向けの研修施設を拡張する。
■新物流拠点の概要
所在地:カリフォルニア州エルクグローブ市
面積:敷地18万1000m2、建屋5万9000m2
総投資額:65億円
稼働開始:2022年6月予定