日清食品/パレットの素材の一部に海洋プラスチックを導入

2021年10月18日 

日清食品は10月18日、海辺などに廃棄されたプラスチックごみをリサイクルして素材の一部に活用したプラスチックパレットを、製品の輸送、保管の際に用いる荷役(にやく)台として国内企業で初めて導入し、2021年11月から順次使用を開始すると発表した。

<海洋プラスチックをパレットに再利用>
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日清食品グループは、環境戦略「EARTH FOOD CHALLENGE 2030」のもと、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に取り組んでいる。物流に関する取り組みの一つとして、同社が製品の輸送、保管の際に使用しているプラスチックパレットを、リサイクル素材を活用したものへと切り替えており、2030年までに全数の切り替えを完了する計画だ。

今回、海へ流れ出る前に海辺などで回収されたプラスチックごみ(オーシャン・バウンド・プラスチック)を素材の一部に活用したパレットの使用を開始し、さらなる環境負荷の低減を図っていく。

近年、廃プラスチックによる環境問題が注目を集めているが、中でも海中や海辺に廃棄された”海洋プラスチック”が大きな問題となっている。オーシャン・バウンド・プラスチックは、不純物を多く含み劣化していることから、リサイクルして再利用することが非常に難しく、そのほとんどが埋め立てられていた。同社が導入するパレットは、その他のプラスチック原料と最適な配合で組み合わせているため、十分な強度を保持しながら”海洋プラスチック”の削減に寄与することができるという。

同社は、持続可能な物流の実現を目指し、今後も環境負荷低減の取り組みを推進していくとしている。

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