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SGHD/4~9月の売上高14.4%増、営業利益12.1%増

2021年10月29日/決算

SGホールディングスが10月29日に発表した2022年3月期第2四半期決算によると、売上高7260億5400万円(前年同期比14.4%増)、営業利益588億5600万円(12.1%増)、経常利益588億3200万円(11.5%増)、親会社に帰属する当期利益398億2500万円(6.8%増)となった。

デリバリー事業は、BtoBの取扱個数は、感染症拡大以前の水準には至らないものの、前年同期に対し増加した。一方で、BtoCの取扱個数は、前年同期の急激な需要増加の反動減はあるものの、通信販売の普及に代表される新たな生活様式の定着が進み、底堅く推移した。

平均単価は、適正運賃収受の取組み等により、継続的に上昇した。加えて、「GOAL」による提案営業の成果として、「TMS」が好調に推移した。

また、輸送ネットワーク全般の整備に関しては、「Xフロンティア」の安定的な運営に加え、施設の老朽化や地域の需要の変化等に応じた既存施設の増強や新規施設の開発を計画的に実施している。

この結果、このセグメントの売上高は5073億7400万円(3.0%増)、営業利益は379億8000万円(12.8%増)となった。

ロジスティクス事業は、世界的な海上コンテナ不足に対する解決の見通しが立たないことで、海上・航空運賃が高止まりするなか、安定的にコンテナスペースを確保し、顧客の需要に対応した。

国内においても、「GOAL」による包括的なソリューション提案により、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)等の新規案件を受託した。

この結果、このセグメントの売上高は1853億6000万円(106.0%増)、営業利益は147億5000万円(132.0%増)となった。

通期は、売上高1兆4500億円(10.5%増)、営業利益1250億円(22.9%増)、経常利益1270億円(22.5%増)、親会社に帰属する当期利益850億円(14.3%増)を見込んでいる。

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