物流博物館は11月2日、2021年度物流博物館映画上映会について、第８回マンスリー上映会を11月28日開催すると発表した。
上映作品は1本目が「国宝の旅立ち」。東大寺大仏殿昭和大修理の完成を記念して各地で開かれた「東大寺展」に際し、門外不出の国宝が梱包され、旅立っていくようすを記録した作品。1980年／24分／カラー／製作：岩波映画／企画：日本通運。
＜南十字星のもとで－538トンバキュームタワー建設の記録－＞
2本目が「南十字星のもとで－538トンバキュームタワー建設の記録－」。シンガポール西部のジュロンの工業地帯に立地するモービルオイル・シンガポール精油所において、千代田化工建設㈱が潤滑油製造プラントの建設を行った際に、日本通運㈱が手がけた巨大なバキュームタワーの水切り・運搬・据え付け作業を記録した映画。1980年／23分／カラー／製作：電通映画社／企画：日本通運。
なお、物流博物館では、昭和20年代～50年代の物流に関する映画フィルムやビデオ作品を収蔵しており、ほとんどのフィルム作品がデジタル化されている。2017年度から収蔵資料を中心に映像作品を選び、テーマを定めて毎月上映会を開催している。
■概要
日時：2021年11月28日
第１回：10時30分～11時40分 第2回：14時00分～15時10分
※上記作品を1日2回上映
場所：物流博物館 港区高輪4－7－15
TEL：03－3280－1616
（品川駅高輪口・都営浅草線高輪台駅よりいずれも徒歩７分）
定員：各回15名 ※要電話予約（名前・住所・電話番号）
料金：無料 ※要別途入館料。高校生以上200円・65歳以上100円・中学生以下無料
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催が変更となる可能性もあり、あらかじめ館の公式サイト・電話などで確認のこと。
