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大和物流/ベトナムで倉庫事業・国際物流事業を本格始動

2021年11月24日/物流施設

大和物流は11月24日、ベトナム社会主義共和国の現地法人Daiwa Logistics Vietnam Co.,Ltd.(ダイワロジスティクスベトナム)を通じて倉庫事業を開始し、国際物流事業を本格始動したと発表した。

<ベトナムでの物流拠点「ロックアンビンソンロジスティクスセンター」>
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同社は、ベトナム国内での3PL事業基盤の構築を目的に、ベトナム南部ドンナイ省ロンタイン地区において物流拠点「ロックアンビンソンロジスティクスセンター」(本センター)を開設し、国際物流事業を本格的に開始することとしたもの。

ダイワロジスティクスベトナムでは、利用運送事業や倉庫事業などの事業ライセンスのもと、これまで同社が日本国内で建築・建材物流のエキスパートとして培った3PL事業のノウハウを生かし、ベトナム国内での保管から、輸出先に合わせた流通加工、輸配送の手配まで、日本品質の物流サービスを提供する。

現地の物流企業とパートナーシップを締結することで、日系・非日系の製造業や商社、流通業などの幅広い顧客に対し、日本との国際一貫輸送やベトナム国内での現地3PL、周辺国との三国間輸送など、要望に沿った国際物流ソリューションを提案していくとしている。

<提案事例>
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センターは、東西ハイウェイ高速道路「ロンタインIC」から約8kmに位置し、ベトナム最大の経済都市であるホーチミン市内から約40km と、ベトナム消費市場に向けた輸配送拠点として活用できる。

また、ベトナム南部の主要港である「カトライ港」まで約30km、大型船の接岸が可能な「カイメップチーバイ港」まで約40km という立地を活かし、国際海上輸送にも対応可能。

さらに、2025年開港予定の「ロンタイン国際空港」まで約3km(直線距離)と海路・空路輸送にも適した立地となっている。

ダイワロジスティクスベトナムは、大和ハウス工業が開発したマルチテナント型物流施設「DPLロックアンビンソン2」の一部を賃借の上、「ロックアンビンソンロジスティクスセンター」として稼働する。

なお、近年のアジア諸国の経済成長などを背景に、各業界でのサプライチェーンのグローバル化は急速に進展している。中でも、ベトナムは日系企業の拠点数が2016年の約1600か所から2020 年には約2100か所と増加傾向にあり、物流網の広域化が進んでいる。

同社においても、ASEAN やその周辺国への進出を本格化するため、2019年5月、ベトナムに「ホーチミン駐在員事務所」を開設し、現地での市場・物流事情の調査を開始した。2020年11月には、ベトナム現地法人 ダイワロジスティクスベトナムを設立し、さらなる国際物流事業の展開を推進してきた。

<位置図>
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■概要
名称:ロックアンビンソンロジスティクスセンター
所在地:ベトナム社会主義共和国 ドンナイ省 ロンタイン地区
ロックアンビンソン工業団地「DPL ロックアンビンソン2」内J区画
Section-J, Lot-P, Loc An Binh Son IP,
Long Thanh, Dong Nai province, Vietnam
総賃借面積:2604m2(約787坪)※事務所部分含む
構造: 平屋建て(一部、2 階建て) 鉄筋コンクリート造ならびに鉄骨造
搬送設備:ドックレベラー 2 基
バース形状:高床式(1.4m)
床荷重 5.0t/㎡
梁下有効高: 11m(クロスブレースから床まで6.5m)
アクセス:東西ハイウェイ高速道路「ロンタインインターチェンジ」:約8km(車で約 14分)
セキュリティ:24時間常駐警備
その他、設備機器:フォークリフト2 台(3t カウンター:1 台、1.5t リーチ:1 台)、フ ォークリフト用電源、電話・インターネット回線、監視カメラ
稼働:2021年11月24日
運営 Daiwa Logistics Vietnam Co.,Ltd.(ダイワロジスティクスベトナム)

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