SBSホールディングスは12月13日、SBSグループの2021年の活動から主なトピックスを取りまとめ発表した。
■東洋運輸倉庫、古河物流がSBSグループ入り(SBSグループ)
1月29日に株式取得手続きを完了した東洋運輸倉庫に続き、4月27日、古河電工の物流子会社である古河物流の株式取得を発表、12月1日、手続きを完了した。古河物流は同日より社名を「SBS古河物流」とし、SBSグループとして本格稼働する。
■グループ各社によるスモールM&Aが加速(SBSグループ)
4月1日、SBSロジコムが旭新運輸、SBSフレックが日ノ丸急送の全株式を取得。7月にはSBSリコーロジスティクスがジャス、10月にはSBS即配サポートがアイアンドアイの株式を取得。グループ各社は地方の配送力強化を目指したスモールM&Aを積極的に行った。
■LT(物流技術)を駆使した自動化システムを導入(SBS東芝ロジスティクス・SBSリコーロジスティクス)
SBS東芝ロジスティクスが3月に「棚搬送ロボット」20台を導入。10月には、「画像一括検品システム」の開発・導入を行い、生産性向上と省人化を実現。また、SBSリコーロジスティクスは10月に「物流センター横浜金沢」を開所。最先端物流DX「オートストア」を含む最新システムやマテハン設備を導入した。
■女性が活躍するグループへ躍進(SBSホールディングス・SBSフレックネット)
8月、SBSホールディングスは「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づき、厚生労働大臣より「えるぼし」の認定を受けた。また、10月に開催された全国トラックドライバー・コンテストでは、SBSフレックネットの女性ドライバーが5位に初入賞するなど、女性の活躍が目立った。
■環境保全への取り組みを強化(SBSグループ)
10 月、車両排出CO2の削減強化に向けて、EVトラックの本格導入を開始。グループ内のラストワンマイルの車両約2000台を5年でEVに置き換える計画。また、SBS東芝ロジスティクスの関西支店が、廃棄物発生量を減らす活動が評価され、「令和3年度大阪市環境局長表彰」を受賞。SBSリコーロジスティクスは、森林ボランティアである企業の森活動を実施するなど、環境保全への取り組みを進めている。
SBSHD/日本精工の物流子会社NSKロジスティクスがグループ企業に