オリンパスは12月17日、完全子会社のオリンパスロジテックスを吸収合併すると発表した。
オリンパスロジテックスは、オリンパスグループ製品の保管倉庫機能、国内外の販売店・顧客への配送を担っている。
オリンパスは、業務改善と業績・組織の健全性を向上するため、全社横断的な企業変革プラン「Transform Olympus」に取り組んでおり、その重点施策の1つである「End-to-End(E2E)サプライチェーントランスフォーメーション」では、部品の調達から納品まで全体を統合したE2Eサプライチェーンを構築し、顧客満足度とビジネスの俊敏性の向上、コストの効率化、在庫の最適化を目指している。
そのEnd-to-Endサプライチェーントランスフォーメーションの一環として、オリンパスロジテックスをグループ全体のサプライチェーン戦略立案機能を担うオリンパスのサプライチェーンマネジメント部門に統合することで、物流ソリューションの提案力強化やグローバルでの調達・製造・販売機能との連携強化を図る。
吸収合併の効力発生日は2022年4月1日を予定している。
■オリンパスロジテックス 概要
所在地:相模原市南区麻溝台1-13-1
事業内容:オリンパスグループ製品の保管・出荷および物流企画
資本金:2000万円
設立:1974年7月10日
決算期:3月31日
大株主及び持株比率:オリンパス100%
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