萩原工業は12月20日、主力製品であるシート製品の生産が、工程別に3拠点に分かれて行っているが、新工場にコーティング及び裁断・溶着等の加工工程を集約することにより、2拠点体制に移行する計画と発表した。
その結果、生産効率化及び生産能力増強が可能になることに加え、加工工程の強化を通じて顧客の多様なニーズに対応した高付加価値な製品づくりが可能になり、シート製品の収益性向上が見込まれるとしている。
また工場建設に当たっては、省エネ機器の導入によりCO2排出量の低減を図るとともに、作業環境の改善を通じて、働きやすい職場づくりを進めていくとしている。
■新工場の概要
名称:笠岡工場(仮称)
所在地:岡山県笠岡市港町1番37
敷地面積:11万4472.10m2
延床面積:約 2万3000m2
投資額:約66億円(既支払いの土地購入代金を除く)
日程:着工予定:2022年3月
稼働予定:2024年5月
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