日通総合研究所は12月22日、倉庫作業時間のデータ化・分析サービス「ろじたん」に、API連携を可能にする「ろじたんAPI」サービスを新たに追加したと発表した。
「ろじたんAPI」では、ろじたんユーザのシステム(WMS・KPI管理システム・シフト管理システムなど)と、ろじたんWEB サーバに蓄積されたデータ(スタッフ情報・計測データ・勤怠データ・作業状況照会)の自動連携が可能になる。それにより、取得データのCSVダウンロードやデータ編集作業の手間をなくし、希望に沿った形の情報を最新のデータとして利用することができるようになる。
スタッフ情報については、人事システムや勤怠管理システムと、ろじたんのスタッフ情報の自動連携によって、スタッフ情報の一元管理を行うことができる。
作業時間などの計測データは、ろじたんの作業時間のデータを取得し、生産管理・物流管理などの基幹システムやKPI管理システムなどのデータと自動連携することで、原価・コスト管理、人時生産性の自動計算を行うことができる。
勤怠データについては、ろじたんの勤怠データと給与システムを連携することで、給与システムへのデータ入力作業を削減できるほか、派遣会社の請求明細(出退勤)と突合チェックを行うためのデータを自動取得することができる。
作業状況照会については、ろじたんデータから現場ごとの延べ作業時間や人員数を自動取得することで、WMS内に当日の生産性や締切時刻に対する作業進捗を把握する機能を構築することができる。