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マンハッタン・アソシエイツ/倉庫作業員の労務管理にゲーム要素

2021年12月22日/IT・機器

マンハッタン・アソシエイツは12月22日、倉庫作業員向けのモバイル端末を用いたクラウド型労務管理ソリューション 「Manhattan Active 労務管理」 の国内発売を開始した。

<タスク指示とパフォーマンスを作業者にビジュアルで提供>
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同ソリューションは、米国マンハッタン・アソシエイツが2020年から欧米各国の企業向けに提供してきたもので、このたび日本国内の企業に対しても提供を開始した。

Manhattan Active労務管理は、今後増加するデジタルネイティブ世代を含めた倉庫作業員がやる気を起こし、仕事に対する満足度を高めるとともに、企業内での個人とチームの生産性を向上できるよう設計された労務管理ソリューション。クラウド型WMS「Manhattan Active倉庫管理」と連動し、AIや機械学習をフルに活用してタスクのスケジューリングを行い、倉庫内で刻々と変化する優先順位を考慮しながら、多様なチャネルから入る注文に対する倉庫内での作業をシステムが継続的に最適化する。

また、Manhattan Active労務管理は、従業員に権限と達成感を与えることで、自らの意思でパフォーマンスを向上させていくことを可能にするシステムとなっており、単にパフォーマンスを測定するだけではなく、モバイル端末を従業員が直感的に操作し、自分自身の作業効率をビジュアルで確認できるようになっている。

モバイル端末には、個々の従業員に対する作業指示が与えられると同時に、各々の作業パフォーマンスもリアルタイムに反映され、今日1日あるいは1週間を通じた目標達成レベルや、自分の作業効率が部署全体と比べてどのくらいのレベルにあるのかといった情報が視覚化されて表示される。

<パフォーマンスに基づき報酬が得られるゲーミフケーションの仕組み>
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さらに特徴的なのが、ゲーム的な要素を施すことで行動を促進する「ゲーミフィケーション」の仕組みを取り入れている点で、日々の作業状況をダイナミックな業績評価やフィードバックに落とし込み、その成果に応じてインセンティブが得られることで、従来行ってきたコーチングやトレーニングといった社員教育の枠を大きく超えて、個々の従業員のモチベーションの増大を図ることを可能にしている。

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