NEXCO中日本は2月24日、新東名高速道路の「伊勢原大山IC～新秦野IC間」（延長13km）が4月16日15時に開通すると発表した。あわせて、秦野市とNEXCO中日本で建設していた「秦野丹沢スマートIC」と、国土交通省関東地方整備局が建設していた国道246号秦野IC関連事業も同時に開通する。
＜位置図＞
同区間の開通により、沿線地域の観光活性化、物流効率化による生産性向上と企業立地の促進、IC周辺のアクセス性向上とリダンダンシーの確保といった効果が期待される。
このうち、物流効率化による生産性向上と企業立地の促進については、周辺の工業団地から都心方面への所要時間短縮による生産性向上が見込まれており、周辺企業からは「製品を北関東方面に出荷する際に、秦野市内の市街地を通過することなく移動できるため、時間短縮に期待している」「出荷の際に伊勢原大山ICを利用することで北関東・都心方面への時間が短縮し、ドライバーの負荷軽減に寄与している」といった声が上がっているほか、周辺地域ではさらなる企業立地を見据えた土地区画整理事業の検討が進んでいる。
＜開通区間の概要＞
