楽天グループと西友は2月28日、両社が協働運営するネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」で、大阪府茨木市の専用物流センターを本格稼働したと発表した。
<「楽天西友ネットスーパー」専用物流センター(DPL茨木)>
新物流センターは、大和ハウス工業の物流施設「DPL茨木」内に開設。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯で最大3~4万アイテムを保管できるほか、搬送や保管などの自動化設備を導入し、倉庫内の作業効率を大幅に向上している。
楽天西友ネットスーパーは、コロナ禍の影響を受けたネットスーパーの需要拡大によって、2021年の流通総額が前年比で26%増、物流センターからの出荷流通総額が79%増と伸長している。
今回、新物流センターが本格稼働したことで、当日配送枠を拡充し、関西地域での供給能力を強化するとともに、サービスの利便性向上を図っていく。
■新施設概要
物件名:DPL茨木
所在地:大阪府茨木市丑寅1-1-1
事業主:大和ハウス工業
稼動開始:1月19日
延床面積:約5万8000m2
貸借面積:約5万2000m2