日本郵便と日本郵政不動産は3月10日、広島駅南口広場に接している広島東郵便局跡地において「広島駅南口計画(仮称)」として建設計画を推進してきたが、建物の名称を「広島JPビルディング」に決定したと発表した。
「広島JPビルディング」は、「国際平和文化都市」を目指す広島の陸の玄関口である広島駅周辺地区に、新たなランドマークとなる先進的なオフィスビルを目指し、利便性の高いワークプレイスとにぎわいを届けるとしている。
ビルの構成は、低層部では広島駅南口広場から人の流れが連続するように、街に開かれた、緑豊かな公開空地や歩行者空間を整備し、1、2階の店舗と併せて「新たな名所」となることを目指す。なお、1階には郵便局の開局を予定している。
6階から19階の高層部には、大型のオフィスフロアプレート「基準階面積専有部約1530m2(約460坪)」として開放的な無柱空間を準備する。
また、6階には客席予定数180席のテナント専用食堂やカフェテリアを設け、オフィスワーカーのためのサポートを充実させる。
3階から5階には利便性の高い自走式駐車場を完備し、オフィステナントの機動力発揮を支援する。この駐車場の壁面の一部には、時間の経過とともに育つ豊かで大規模な壁面緑化を配置し、公開空地の植栽と併せて、この場所が都会のオアシスとなるように取り組むとしている。
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