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東京ロジファクトリー/東京都羽村市に1.3万m2の物流施設開発

2022年03月11日/物流施設

東京システム運輸グループの東京ロジファクトリーは3月11日、京都羽村市にある既存インダストリアル物件を、産業ファンド投資法人と資産運用会社である三菱商事・ユービーエス・リアルティ、鈴与建設と共に将来的な再開発アセット・プロジェクトとして検討開始したと発表した。

<羽村物流センターの完成予想図>
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この物件は東京都多摩地域にあり、工業専用地域ながら多摩地区特有の住居地域に隣接している希少性を持つ。近年、準・工業地域は、既存インダストリアル物件からの売却入札が多く、高騰が続いていることから、倉庫建設での事業採算に影響。その反面、顧客ニーズは、サプライチェーン上の小売店向け、中堅規模ECの物流ニーズが依然と高い。

そこで、就労人員確保、倉庫業法による営業倉庫免許の取得なども視野に、限られた土地スペースでの一斉接車の課題をクリアしつつ、環境エシカル視点で24時間稼働、騒音への配慮も重視した、1万3823.22m2の物流センター開発を計画。

プロジェクトチームでは、用途地域特性である建蔽率70%に着眼し、全天候型バース(車路と内部トラックバース)、約2010m2を整備する拠点開発プロジェクトを進めて来た。

東京システム運輸グループは、3年前に立案したグループ中期経営計画10年ビジョンに向けた物流事業拡充構想がある。これに基づき、今年がグループ創立55周年に当たることから、記念事業として物流センタープロジェクトを複数始動。TLFの羽村市域の物流施設としては5拠点目となる予定で、多摩地区内のドミナント戦略を強固に推進して行く。昭島、瑞穂、武蔵村山と同様に、羽村地区にも相互補完ネットワークが構築できることになる。

■施設概要
物件名称:東京ロジファクトリー 羽村物流センター
所在地:東京都羽村市神明台四丁目
用途地域:工業地域
敷地面積:6932.37m2(2097.04坪)
延床面積:1万3823.22m2(4181.53坪)
竣工予定:2024年2月

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