福山通運と日本貨物鉄道(JR貨物)は3月24日、現在、東京貨物ターミ
ナル駅(東京都品川区)から東福山駅(福山市引野町)間を運行しているブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」の運転区間を広島貨物ターミナル駅(広島市南区)まで延伸したと発表した。
<出発式の様子 左から日本貨物鉄道の吉澤 淳取締役兼常務執行役員、中国運輸局の多門 勝良局長、日本貨物鉄道の真貝 康一社長、福山通運の小丸 成洋社長、山本 高義内閣総理大臣秘書官 、福山通運の長原 永壽取締役専務執行役員>
運行開始にあたり、3月22日に広島貨物ターミナル駅にて出発式を行った。
今回の延伸の目的は、トラックドライバーの労務改善と、鉄道へのモーダルシフトによるカーボンニュートラルの達成、地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減への積極的取組み。この列車の運行による CO2 排出削減量は年間34,512t となる(延伸区間におけるCO2排出削減量は年間850t)。
■概要
運転開始日:2022年3月22日
発着駅:東京貨物ターミナル駅~広島貨物ターミナル
列車編成:22両編成
輸送量:31ft コンテナ 44 個※/1 列車あたり(往復88個)