日本貨物鉄道(JR貨物)は3月24日、3月ダイヤ改正で設定した関東~関西間のフォワーダー(利用運送事業者)向けの新しいブロックトレイン「フォワーダーズブロックトレイン」を、3月14日より運行開始したと発表した。
この「フォワーダーズブロックトレイン」について、日本通運及びJR貨物グループ会社である全国通運の2社による往復貸切利用が決まった。
同社グループは、貨物鉄道の優れた環境特性や労働生産性を活かし、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」で掲げた「物流生産性の向上」「グリーン社会の実現」という価値の提供に取り組む。
今後も、総合物流企業グループとして、貨物鉄道が持つ強みを活かしながら、SDGsの実現や物流を取り巻く諸課題の解決に向けて貢献していくとしている。
なお、列車編成は、全26両編成中22両が貸切の輸送力になる。内訳は日本通運が12両、全国通運が10両となる。輸送内容は飲料、食品、日用雑貨といった生活必需品などの顧客の利用を見込んでいる。