MonotaRO(モノタロウ)は4月5日、日本アイ・ビー・エムの受発注プラットフォーム「IBM Sterling Order Management」を活用してオーダー管理システムにおける在庫引当機能を高度化したと発表した。
今回のモノタロウでのIBM Sterling Order Managementを活用した物流オペレーションの変革は、今後のサプライチェーン高度化の一環として実施したもの。
自社とサプライヤーの在庫情報を統合し、納期を遵守しながら入荷、入庫、配送等にかかるコストを「最適化するルール」を設定することで、全ての在庫から最適な在庫引当を可能にしたほか、サプライヤー直送などの判断も自動で行われることになり、短期的な欠品による受注機会損失の低減を実現した。
また、モノタロウが考えているさまざまな引当パターンへの対応に加え、多様な状況下で最適な配送方法を選定することができるようになり、商品の顧客への到着時間を改善。さらに、オペレーション負荷の平準化と荷別れ抑制機能の拡充によって、さまざまな出荷指示に柔軟に対応可能とし、配送の最適化による大幅なコスト削減を可能にした。