商船三井は4月18日、持続可能な社会の実現及び同社グループの企業価値向上に向けた取り組みとしてサステナビリティ計画「MOL Sustainability Plan」(本計画)を策定したと発表した。
計画の策定にあたっては、同社グループが事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題である「サステナビリティ課題(マテリアリティ)」の一部見直しを行うとともに、各課題に紐づく具体的な目標・KPI・アクションプランを設定した。
同社グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題をサステナビリティ課題と定義し、2019年に特定した。この特定から2年を経て、気候変動や人権問題等の社会環境の変化に加え、同社グループの事業環境にも変化が起きていることを踏まえ、昨年サステナビリティ課題の一部見直しを行った。この見直しでは、同社グループの「安全」に対する取り組み姿勢を明確化するとともに、同社グループ役職員だけでなく事業で関わる「すべての人々の活躍」「すべての人々との共生」を目指すこと等に重点を置いている。
同社グループでは、「グループビジョン」の実現に向けて「サステナビリティ課題」の解決が不可欠であると考えている。課題への取り組みを強化し、効果測定と改善活動を適切に実施していくことを目的に、各課題に紐づく目標・KPI・アクションプランを設定した。この計画の進捗は、同社ホームページ及び統合報告書等にて定期的に報告していくとしている。
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