澁澤倉庫が5月12日に発表した2022年3月期決算によると、売上高717億4600万円(前年同期比9.8%増)、営業利益45億1600万円(24.5%増)、経常利益69億2400万円(76.2%増)、親会社に帰属する当期純利益52億5700万円(91.1%増)となった。
セグメントごとの業績は、物流事業が売上高660億5600万円(11.0%増)、営業利益33億3000万円(31.9%増)。不動産事業が売上高58億3800万円(2.5%減)、営業利益30億2600万円(1.5%増)。
不動産事業で一部賃貸スペースの解約等による減少があったものの、物流事業で倉庫、港湾運送、陸上運送、国際輸送の各業務で取扱い増加、海上・航空運賃単価の上昇、中国の現地法人を連結対象としたことによって増収増益となった。
次期は、売上高718億円(0.1%増)、営業利益46億円(1.9%増)、経常利益51億円(26.4%減)、親会社に帰属する当期純利益32億円(39.1%減)を見込んでいる。
近鉄GHD 決算/国際物流の売上高3.2%増、営業利益24.6%減