ロイヤルホールディングス傘下のロイヤルフードサービスは5月12日、「天丼てんや」において6月16日より、「ロイヤルホスト」において7月13日より、商品価格の改定を行うと発表した。
価格改定の理由は、昨今の同社を取り巻く情勢が、世界的な食料需要の拡大や円安に伴う食材価格の上昇、地政学リスク等の高まりによる原油価格高騰やそれに伴う物流費・包装材資材価格の上昇、並びに労働需給の逼迫に起因した人件費の上昇など、大きく変化していることから。
同社としてはこれまで様々な工夫により商品価格の維持に努めてきたが、顧客、取引先、従業員、社会や地域などのあらゆるステークホルダーを大切にしながら事業を展開し、従来以上の商品とサービスを提供する為には、変化への対応が必要と考え、価格改定を決定したもの。
なお、ロイヤルフードサービスでは、居住感を高める「店内改装」、利便性と顧客体験価値向上のための「モバイルオーダー」や「アプリの推進」、品質の向上と従業員の働きやすい環境づくりための「厨房機器改善」などを総合的に進めている。それぞれの地域において、顧客のニーズにマッチした商品・サービスを提供することで、日本で一番質の高い食&ホスピタリティの提供に努めていくとしている。