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日本トランスシティ/売上高15.4%増、営業利益50.2%増

2022年05月13日/決算

日本トランスシティが5月13日に発表した2022年3月期決算によると、売上高1167億5000万円(前年同期比15.4%増)、営業利益66億6900万円(50.2%増)、経常利益83億6800万円(58.2%増)、親会社に帰属する当期純利益55億9700万円(20.7%増)となった。

総合物流事業の売上高は1155億2500万円(15.3%増)となった。

同事業のうち倉庫業部門では、平均保管残高が51万9000トン(2.7%減)、貨物入出庫トン数が875万9000トン(1.5%増)、保管貨物回転率が69.4%(前期67.5%)となり、売上高は前期比500万円減の422億2800万円となった。

港湾運送業部門は、四日市港での完成自動車の取扱量が、輸出は増加したものの国内は減少し、全体としては減少した。バイオマス燃料の取扱量は減少したものの当初の計画通り堅調に推移。海上コンテナの取扱量は20万3000本(2.1%増、20フィート換算)となり、石炭の取扱量も増加。これらの結果、売上高は227億9300万円(7.3%増)となった。

陸上運送業部門では、主力であるトラック輸送の取扱量が682万5000トン(1.9%増)、鉄道輸送の取扱量が15万5000トン(3.1%減)、バルクコンテナ輸送の取扱量が22万1000トン(1.6%増)となり、売上高は189億6200万円(4.4%増)となった。

国際複合輸送業・その他部門では、海上輸送における輸出入の取扱量が176万1000トン(3.8%増)となったほか、航空輸送における輸出入の取扱量が3538トン(82.2%増)と大幅に伸び、売上高が315億4000万円(70.1%増)となった。

次期は、売上高1140億円(2.4%減)、営業利益57億円(14.5%減)、経常利益69億円(17.5%減)、親会社に帰属する当期純利益49億円(12.5%減)を見込んでいる。

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