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センコーGHD/3月期の売上高8.9%増、営業利益15.1%増

2022年05月13日/決算

センコーグループホールディングスが5月13日に発表した2022年3月期決算によると、売上高6231億3900万円(前年同期比8.9%増)、営業利益247億7100万円(15.1%増)、経常利益261億300万円(17.4%増)、親会社に帰属する当期純利益152億3300万円(6.9%増)となった。

物流事業では、燃料価格の上昇影響などがあったものの、前期に新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて大きく減少した物量が回復する中、拡販とコスト改善・生産性向上に取り組んだほか、M&Aの収益寄与があったことなどにより、売上高は4325億3800万円(11.7%増)、営業利益は230億1300万円(18.6%増)となった。

国内では2021年5月に「岐阜羽島PDセンター」(岐阜県羽島市)、同11月に「印西第2ロジスティクスセンター」(千葉県印西市)、2022年3月に「泉南PDセンター」(大阪府泉南市)を稼働した。

海外では、2021年4月にオーストラリアで貨物自動車運送事業などを行っているエアロード社を、2022年1月にシンガポールを拠点に国際航空・海上輸送などを行うエアープランナーズ社がグループ入り。海運事業では、2021年8月に日本マリンとセンコー汽船が濃硫酸船「祥硫」を新造・就航させた。

次期は、売上高7000億円(12.3%増)、営業利益267億円(7.8%増)、経常利益270億円(3.4%増)、親会社に帰属する当期純利益160億円(5.0%増)を見込んでいる。

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