日本郵政が5月13日に発表した2022年3月期決算によると、郵便・物流事業の売上高(営業収益)は2兆412億円(前年同期比1.3%減)、営業利益は1022億円(17.4%減)となった。
売上高は、国際郵便が引受再開等で増収となったものの、ゆうパックの取扱量減少や年賀葉書収入の減収等で減収となった。営業費用はコストコントロールの取組等で減少したが、営業利益は減益となった。
取扱数量は、総計で191億9300万通(2.2%減)となった。郵便は2.5%減、ゆうメールは1.4%増となっている。
ゆうパックは、前年度の巣ごもり消費増の反動と厳しい競争環境等によって9.4%減(うち、ゆうパケットは15.4%減)となった。