オプティマインドは5月27日、同社が開発した配送ルート最適化サービス「Loogia(ルージア)」を愛知県の前田鐵鋼で導入し、大幅な業務時間短縮に成功したと発表した。
<Loogia導入後の効果>
Loogiaは、ラストワンマイル配送において、誰でも高精度な配車計画を作成できる最適化クラウドサービス。「どの車両が、どの訪問先を、どの順に回るか」という配送計画を、配送先の時間指定などラストワンマイルならではの現場制約や収集したGPSデータを解析し提案する。
前田鐵鋼ではLoogiaを2022年から導入を開始し、配車計画業務の残業が大幅に削減し、「働き方改革」推進につながったという。
具体的な効果として、Loogia導入により作業時間や勤務時間が大幅に削減。配車計画に関して1日あたり2時間削減、1ドライバーあたりの配送時間も2時間削減し、会社全体で1カ月で280時間の業務削減を実現した。
これにより残業時間が削減し、担当者は「自分時間を持てるようになった」と導入効果を実感しているという。さらに走行距離が短縮し、ガソリン代など経費削減にもつながった。時間内に納品完了できるようになり、ドライバーも以前より身体的・精神的に楽になった、計画的に配送・納品できることで、会社信用にも繋がると評価している。