近鉄エクスプレスは6月13日、航空・海上輸送から排出されるCO2算出システム「KWE CO2 Calculator」を、同社グローバルサイト上に公開したと発表した。
「KWE CO2 Calculator」は、航空・海上輸送する貨物の発着地、および、重量を入力するだけで、CO2排出量を自動的に算出できるシステム。
同社の基幹業務システム(UFS+)とも連携しており、同社サービスを利用した場合、顧客は運送状番号(AWB,B/L No.)を入力すると、貨物輸送によって排出したCO2を自動的に計算できる。
昨今、地球温暖化の原因とされるCO2の排出量削減のため、顧客をはじめとするステークホルダーから同社のフォワーディング事業で発生するCO2排出量の可視化を求める声が高まってきている。
同社グループは、CO2排出量削減をサステナビリティ活動の重要課題のひとつとして掲げており、現在、自社(KWEグループ全体)の直接・間接的に排出するCO2排出量データ収集を実施。グループ全体の現状を把握したうえで、削減目標の設定と具体的施策の策定を行うべく、取り組みを進めている。
■KWE CO2 Calculator
https://www.kwe.com/jp/about/sustainability/co2-calculator/