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シーネット/低温物流センターにWMS導入、DX事例公開

2022年06月22日/IT・機器

シーネットは6月22日、佐賀県の物流企業KITSラインの低温物流センターに、同社のクラウド型倉庫管理システム「ci.Himalayas/R2」を導入し、経緯や効果を取材した事例を公開したと発表した。

今回の導入は、佐賀県が実施している「DXフラッグシップモデル創出事業補助金」を活用したDX推進の一環。これらの取り組みは、佐賀大学経済学部羽石研究室で研究対象として調査分析され、今後の効率化に役立てられる。

<KITSラインにおけるWMS導入事例をHPで公開>
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KITSラインは、広域低温及び3温度帯輸送と低温倉庫を保有する物流企業。20年前のレガシーシステムからの脱却を目指し、補助金を活用しWMSをはじめとするシステムの刷新に着手した。

導入したラウド型WMS「ci.Himalayas/R2」は、入庫・出庫・在庫・棚卸・請求など、倉庫管理に必用な機能を標準で210以上搭載、カスタマイズ性も備えている。

主な効果として、月労働時間460時間削減と70万円のコストダウンを実現。標準パッケージで2か月の短期導入により21荷主が同時稼働し、第2フェーズで機能追加を行うことで早期の基盤づくりが可能になった、などをあげている。

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