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川崎重工/ばら積運搬船「PHILHOKUSAI」を引き渡し

2022年06月23日/IT・機器

川崎重工業は6月23日、中国遠洋海運集団と共同運営している大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS、中国大連市)において、61型ばら積運搬船 「PHILHOKUSAI(フィルホクサイ)」を引き渡した。

<ばら積運搬船 「PHILHOKUSAI」>
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船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石などの貨物を搭載可能な5つの船倉を有している。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備し、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能。

また、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するとともに、推進効率の高い形状のプロペラ、同社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよびコントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術を採用し、燃費の向上を図っている。

■主要目
全長×幅×深さ:199.90m×32.24m×18.60m
満載喫水:13.00m
航海速力:約14.5ノット
定員:25名
総トン数:3万4508t
載貨重量:6万1197t
貨物倉容積:7万7539
主機関:MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関1基
船級・船籍:アメリカ船級協会(ABS)・マーシャル諸島
引渡日:2022年6月23日

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