日本航空(JAL)、JALエービーシー(JAL ABC)、 CBcloudの3社は7月6日、「手荷物当日配送サービス」の実証実験を2021年10月より行ってきたが、利用実績数の多さや顧客からの好評の声を受けて、このサービスの受容性は高いと判断したため、7月11日より正式にサービス提供を開始すると発表した。
<「手荷物当日配送サービス」のフロー図>
この「手荷物当日配送サービス」は、顧客が出発地から滞在先ホテルまで安全・安心かつシームレスに移動できる新たな移動体験の創出を目的として行っていたもの。
まずは大阪、札幌、そして福岡を含む九州の7つの空港から羽田空港到着の顧客を対象に、手荷物を出発空港から都内ならびに舞浜エリアへと当日中に届ける配送からスタートし、今後順次利用可能エリアを拡大する。また、このサービス開始を記念して「ダブルマイルプレゼント キャンペーン」を期間限定で実施する。
正式なサービス提供の開始に伴い、羽田空港に到着されるすべての客を対象に、 羽田空港内JAL ABCカウンターで預かっている手荷物を滞在先ホテルに当日中に配送するサービスもあわせて提供する。
予約・決済はすべてJALのWebサイト上で完結し、対面接触の機会ならびに時間を極小化したサービスとなっており、安全・安心に利用することが可能。羽田空港到着後の手荷物の輸送については、JAL ABCを通じてCBcloudが提供する配送サービス「PickGo」が行う。
今後、利用可能空港ならびに配送先の拡充、需要拡大が見込まれるインバウント旅客への対応、またその他の事業者との連携を推進していき、手荷物から解放された新たな旅行スタイルの実現・浸透に向け、引き続き連携を強化していくとしている。
日本通運、CBcloud/軽貨物チャーター配送サービスの実証実験を開始