成田国際空港は7月8日、香港貨運航空(RH)が7月9日より貨物便にて成田~香港線に新規就航することとなったと発表した。
<香港貨運航空のA330-200F>
RHは、2007年に設立された香港を拠点とする貨物専用航空会社で、アジアを中心に広範なネットワークを有し、航空貨物輸送サービスを展開している。
RHは、アパレル商品から生鮮食品、自動車部品まで、幅広い貨物を輸送しており、拠点とする香港国際空港からアジア諸国への豊富なネットワークを活用することで、日本とアジア間での航空貨物流動の更なる活性化が期待される。成田空港は、今後もより一層の利便性向上を目指し、国際貨物便のネットワーク拡充に取り組んでいくとしている。
なお、成田空港における国際航空貨物取扱量は、2021年に前年比32%増の259万1255トンとなり、過去最高を記録した。また、航空貨物需要の高まりを受け、コロナ禍以前と比較して、2022年も好調に推移している。
■概要
就航日:2022年7月9日
就航地:成田=香港
機材:A330-200F ※最大貨物積載量65トン
<運行スケジュール>