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ビットキー/日本郵便とオートロックMへの第2弾置き配実証実験

2022年07月19日/3PL・物流企業

ビットキーは7月19日、日本郵便と、東京都内のオートロックマンションに配達されるゆうパックを対象として、7月19日~同年8月5日の間、置き配の実証実験を実施すると発表した。

<運用の様子>
20220719bitkey1 520x345 - ビットキー/日本郵便とオートロックMへの第2弾置き配実証実験

ECの急激な利用増加に伴う、配達員への業務負荷増大の背景から、2021年7月、ビットキーと日本郵便はオートロックマンションへの置き配実証実験を実施した。前回の実証実験では、再配達率や配達に要する時間、対象者の満足度などを検証し、一定の成果を得られた。

実験では、前回と比較し世帯数の多い大規模マンションを対象にすることで、スマートロックの導入が配達効率向上に寄与するか検証することに加え、より広く利用者の声を集めることで、満足度の高い配達フローを検証することを目的としている。

<運用の手順>
20220719bitkey2 520x104 - ビットキー/日本郵便とオートロックMへの第2弾置き配実証実験

実験期間中、対象者の自宅宛にゆうパックのお届けがある場合、配達員はビットキーの開発した専用スマートフォンアプリを用い、共用部のオートロックの鍵を解錠。配達先の玄関前へ置き配する。配達員は配達可能時間が予め指定されており、早朝・深夜帯などの利用は不可。

両社は、この実験を通じて得た結果をもとに、本格的なサービス展開について検討し、顧客へのさらなるサービス向上に向けた取り組みを進めていくとしている。

■実験の概要
場所:東京都江東区の大規模分譲オートロックマンション
期間:2022年7月19日~8月5日
対象者:事前に申し込んだ入居者
実証内容:配達に要する時間、配達員の業務負荷の軽減度合い、対象者の満足度などを検証
事前設置物:オートロックエントランスのドアと連携したbitlock GATE
対象荷物:対象者宅宛のゆうパック(料金の支払いを伴うもの、セキュリティ、生ものなどを内容品とするものなど、一部置き配を実施しない荷物がある)

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