レンゴーは7月28日、段ボール原紙、その他原紙、段ボール製品の価格改定を実施すると発表した。
9月1日納品分から、段ボール原紙とその他原紙(白板紙、紙管原紙、チップボール)について、ともに現行価格から15円/kg以上を値上げする。
また、段ボール製品については、段ボール原紙の価格改定相当分に加え、段ボール工場でのエネルギーコスト、補助材料、物流経費等の上昇分を基に個別に打ち合わせするとしている。
同社では、2月にも段ボール原紙と段ボール製品を値上げしているが、その後、ロシア・ウクライナ情勢等を背景に世界的な原燃料価格の騰勢がさらに強まり、補助材料や物流経費も上昇が継続。円安の進行も重なり、自社努力のみでコスト上昇を吸収することが極めて困難な状況にあることから、価格改定を決定した。
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