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関通/倉庫管理システムと次世代型ロボットソーターを連携

2022年07月29日/IT・機器

関通は7月29日、自社で開発提供する倉庫管理システム「クラウドトーマスPro」とプラスオートメーションが、 自社開発システム「+Hub」を介して提供する、次世代型ロボットソーター「t-Sort」との連携が可能になったと発表した。

<クラウドトーマスProとt-Sortの連携>
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この連携では、クラウドトーマスProからt-Sortに作業指示データをCSV形式ファイルで受け渡すことで、 t-Sortは「+Hub」の指示に基づき出荷、 入荷データを品番、SKUごとに正確な仕分けを行うことができる。

クラウドトーマスProは、物流ロボットやマテハンなどと連携することで物流現場の作業効率を飛躍的にアップさせる提案も可能。連携を行った「t-sort」は、小規模からのスタートが可能で柔軟性のあるロボットソーター。

今後は、この連携により、クラウドトーマスProで正しい在庫管理とピッキングができ、更に、紐づけされたデータを元に人ではなくロボットが仕分けを行うことで多くの顧客の物流効率化、 高度化に貢献するとしている。

なお、「t-Sort」は、 小型の無人搬送車(AGV)の一種であり、 倉庫内の物品を搬送し、少人数・短期間・大量の仕分け作業を実現する「全設備可動式の次世代型ソーター」。 従来のソーターと比較し高い柔軟性(ロボット台数増減で処理能力が調整可能、導入後レイアウト・移設が可能、撤去時原状回復不要、等)を持つことに加え、圧倒的な短リードタイム(初回ご相談から1~2カ月で導入可能)と省スペース(固定ソーター対比50%以下)を実現する。

また、クラウドトーマスProは、従来のクラウドトーマスを利用していた企業の声より生まれた、大規模物流現場向けに開発されたWMS。業界別のニーズに合わせ、 更なる企業の成長に対応が可能。 さらに、複雑なカスタマイズにも柔軟に対応できるほか、更なるAPI連携の強化を実現し、より顧客のニーズに沿ったサービスを提供する。

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