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カンダHD/4~6月の売上高11.4%増、営業利益は6.2%減

2022年08月01日/決算

カンダホールディングスが8月1日に発表した2023年3月期第1四半期決算によると、売上高128億4400万円(前年同期比11.4%増)、営業利益7億900万円(6.2%減)、経常利益7億7400万円(1.5%減)、親会社に帰属する当期利益4億2000万円(4.1%減)となった。

国内部門では、食品・衛生用品・日用雑貨等の貨物量が引続き堅調に推移していることから売上高は増収となっているものの、燃料価格をはじめとする各種コストの増加等により、利益面においては前年を下回っている。

一方、国際部門では、世界各地の経済活動制限により減少した国際輸送需要が増加に転じる中で、航空便の減便、コンテナ不足、港湾混雑等による航空・海上貨物輸送スペースの供給不足といった要因による特需的な需給の逼迫とそれに伴う運賃高騰の状態は継続している。

このような状況の下、新たに策定した中期経営計画(2022年4月から2025年3月)に基づき、営業力の強化による収益性の向上を図るとともに、燃料価格の上昇に伴う適正運賃の確保や更なる効率化等、利益の向上に向けた取り組みをスピードを持って進めていくとしている。

通期は、売上高488億円(2.4%増)、営業利益31億円(2.4%増)、経常利益31億5000万円(1.7%増)、親会社に帰属する当期利益20億8000万円(6.8%増)を見込んでいる。

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