海運3社(川崎汽船、商船三井、日本郵船)が出資する持分法適用会社 OCEAN NETWORK EXPRESS(ONE)社は8月5日、Atlas社の主要株主3者との間でコンソーシアムを組成のうえ、Atlas社に対し、主要株主3者以外の株主が保有する同社の発行済普通株式の取得を、共同で提案したと発表した。
Atlas社は世界最大手のコンテナ船専業船主 Seaspan Corporationを傘下に持つアセットマネージメント会社。なお、主要株主3者はAtlas社の普通株式(完全希薄化ベース)の約68%を所有しており、コンソーシアムを通じて同社株式の所有を継続する予定。
コンソーシアムは、同社の将来の成長をサポートする戦略的パートナーとして、短期的な業績に固執せず、長期的な観点から経営に集中できる環境を整える役割を果たせるとの考えから、今回の提案に至った。
今後、コンソーシアムは、Atlas社の取締役会に代わり同社の独立取締役によって構成される特別委員会との間で協議を実施する予定。
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