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日本郵船、川崎汽船/カタールのエネルギー会社向けLNG船で契約

2022年08月10日/SCM・経営

日本郵船、川崎汽船、MISC Berhad(マレーシア)、China LNG Shipping (中国)などが出資する合弁会社は8月10日、カタールの国営エネルギー会社QatarEnergyとの間で、新造17万4000m3(メンブレン)型 LNG船7隻を対象に、長期定期傭船契約を締結したと発表した。

QatarEnergyは世界最大級のLNG生産者であり、同船は世界各国へ向けたLNG輸送に従事する予定。

なお同船は、最新のX-DF2.1 iCERエンジン(燃費効率に優れたガス焚き低速ディーゼル機関)ならびにAir Lubrication System(空気潤滑システム)を採用し、温室効果ガス(GHG)の削減に寄与するとともに、幅広い船速域における低燃費運航により環境負荷の低減を実現する。

■概要
積載容量:17万4000m3
全長:299m
型幅:46.40m
主機関:X-DF2.1 iCER (ガス焚き低速ディーゼル機関)
造船所:現代重工業(HYUNDAI HEAVY INDUSTRIES)
竣工予定:2025年から2026年にかけて順次竣工

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