空港カートや台車・リフトを製造販売する花岡車輌は9月1日、新事業「ロボット／IoT／クラウドサービス事業」を開始すると発表した。
＜ロボット/IoT/クラウドサービス事業を開始＞
同社は、産業用物流機器、空港用物流機器、福祉介護機器の3つの事業を手掛けており、新たに自律走行ロボット（AMR）、マップ型情報管理ツール（位置管理システム）、位置管理対応端末など「ロボット／IoT／クラウド事業」を開始する。
＜4つの事業領域＞
台車や空港カートを手掛ける同社は、「近年の労働力不足やDXの流れに対して、ITやロボット技術を使い、新たな感動を提供できるのではないか」との思いから、5年間の開発期間を経て新事業開始に至った。
目指すのは「ロボットではなかなか進まない中小企業の運搬シーンの自動化へ貢献し、労働力不足を解消する」こと。IoT／クラウドサービスでは今までの情報管理の仕方が大きく変わるようなクラウドサービスを用意し、企業内のIoTを簡単に実現できる製品展開で企業内の資産活用や、既存事業製品群の活用を想定した事業を展開するとしている。
