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ヤマト運輸とミライロ/「ユニバーサルマナー検定」共同開発

2022年09月08日/CSR

ヤマト運輸とミライロは9月8日、人権・多様性を尊重する社会の実現に向けた取り組みの一環として、日々の業務に即したヤマトグループ独自の「ユニバーサルマナー検定」を共同開発したと発表した。

同検定は、障害のある人の困りごとや適切なサポートなどを学習でき、荷物の受け取り・発送をする場面などを想定した、日々の業務に即した独自のカリキュラム。今年9月からヤマト運輸社員を対象に順次受講を開始し、社員のユニバーサルマナー向上をはかる。なおミライロが、企業オリジナルの「ユニバーサルマナー検定」を開発するのは、今回が初めて。

<ヤマトグループオリジナル版「「ユニバーサルマナー検定」>
20220908yamato1 - ヤマト運輸とミライロ/「ユニバーサルマナー検定」共同開発

ヤマトグループは、2014年に「ダイバーシティ基本方針」、2021年には「サステナブル中期計画2023【環境・社会】」や「ヤマトグループ人権方針」を策定するなど、様々な取り組みを進めている。ミライロは、障害のある人の視点を活かしユニバーサルデザインに関するリサーチ・コンサルティングやデジタル障害者手帳「ミライロID」の開発・運営、ユニバーサルマナーに関する教育研修の企画・開催・運営などを行っている。

両社はこれまで、2019年から「ユニバーサルマナー検定」を実施し、今年2月にはヤマト運輸営業所の施設に関する障害者や高齢者への配慮事項をまとめた「ユニバーサルデザインガイドライン」を策定、ガイドラインに沿って営業所の現状確認を行うなど様々な取り組みを進めてきた。

<認定証イメージ>
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<オリジナルステッカー>
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ヤマトグループ独自の「ユニバーサルマナー検定」は、通常の「ユニバーサルマナー検定」の内容に加え、視覚障害や聴覚障害のある人が自宅やヤマト運輸営業所で荷物の受け取り・発送をする場面などを想定した、より日々の業務に即した内容となっている。動画視聴後に試験を受け、合格者には認定証とヤマトグループ独自のユニバーサルマナー検定ロゴマークが入ったステッカーを配布する。

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