経済産業省が9月30日に発表した2022年8月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1469万kl(前年同月比9.3%増)と13か月連続で前月を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(587万kl、前年同月比17.9%増)、アラブ首長国(517万kl、3.1%減)、クウェート(153万kl、68.8%増)、カタール(109万kl、33.3%減)、アメリカ合衆国(40万kl、257.8%増)となっている。
中東依存度は94.5%で、前年同月比2.4ポイント増と6か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1328万klで、前年同月比12.6%増と16か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、A重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/8月の原油輸入量9.5%減、中東依存度は94.8%