立川ブラインドは10月13日、主力生産拠点のひとつである滋賀工場に、最新の塗装ラインや自動倉庫を備えた塗装棟を新設し、本年11月より本格稼働したと発表した。
新たな設備で地球環境に優しい生産を行うと共に、この塗装ラインと自動倉庫の増設により、ブラインドや間仕切などで使用する塗装部材の生産・在庫が国内複数拠点で可能となり、近年増加している自然災害等による事業リスクへの対策強化を図る。
この塗装ラインおよび自動倉庫の設置は、国内複数拠点でブラインドや間仕切など同社製品で使用する塗装部材の生産・在庫が可能となり、近年増加する自然災害等による事業リスクに対して対策強化を図ったもの。
新たな塗装ラインでは、同社新潟工場で蓄積した塗装のノウハウを活かした、工程の機械化を行い、より少ない人員での生産が可能に。
また、国内複数拠点で塗装部材の生産と在庫を行うことで、全国の生産拠点への効率的な材料供給が可能となり、物流コストの抑制にも寄与する。
なお、この塗装ライン、自動倉庫および塗装棟の竣工により、2019年から総額約45億円を投じて計画的に進めてきた滋賀工場の一連の工事プロジェクトは完了となる。
■建物概要
名称:滋賀工場 塗装棟
住所:滋賀県愛知郡愛荘町東円堂 923-1
構造:鉄骨造 地上1階
軒高:12m
延床面積:4664.40m2(1410.98坪)