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SGHD/4~9月の売上高3.5%増、営業利益9.0%増

2022年10月28日/決算

SGホールディングスが10月28日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高7513億1200万円(前年同期比3.5%増)、営業利益641億4400万円(9.0%増)、経常利益665億4400万円(13.1%増)、親会社に帰属する当期利益519億4400万円(30.4%増)となった。

セグメント別では、デリバリー事業の売上高は5174億7700万円(前年同四半期比2.0%増)、営業利益は438億6600万円(15.5%増)となった。

経済社会活動の制限緩和やEC市場規模の拡大等を背景に、BtoB・BtoCの荷物はともに堅調に推移した。平均単価は、適正運賃収受の取組みを継続しているものの、大型荷物の取扱いが減少した影響により、わずかに低下した。また、「TMS」は「GOAL」による提案営業の成果として、引き続き堅調に推移した。さらに、各種デジタライゼーションの推進など、生産性向上の取組みも継続して行ってきた。

ロジスティクス事業の売上高は、2045億4200万円(10.3%増)、営業利益は145億1600万円(1.6%減)となった。

ロジスティクス事業の国際輸送は、海上・航空運賃ともに前第3四半期連結会計期間をピークに正常化しつつある。海上・航空貨物の取扱量については、物価上昇や金融引き締めなどを背景とした景気後退懸念、米国での消費財を中心とした在庫過多等の影響もあり軟調に推移した。一方、国内においては、「GOAL」による包括的なソリューション提案等により、新規案件を受託するなど堅調に推移した。

なお、当第2四半期連結会計期間において政策保有株式の保有水準適正化を目的として、同社の保有する日立物流の株式を一部売却した。

通期は、売上高1兆6000億円(0.7%増)、営業利益1420億円(8.8%減)、経常利益1430億円(10.8%減)、親会社に帰属する当期利益1080億円(1.2%増)を見込んでいる。

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