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川崎市/殿町夜光線の路上駐停車抑制へ社会実験

2022年11月15日/3PL・物流企業

川崎市は11月15日、殿町夜光線(かわさき南部斎苑前~運輸支局前交差点 上下線)で、路上駐停車を抑制するための社会実験を11月17日~12月15日にかけて実施すると発表した。

川崎市では、殿町夜光線で大型車の荷待ちによる時間調整やドライバーの休憩等による路上駐停車が恒常的に発生していることから、今年7月に事前周知を行わずに路上駐停車を抑制するための社会実験を実施。

「(1)立て看板による駐車禁止の周知と既存トラック待機場への誘導」「(2)実験対象区間の路肩にカラーコーンを設置することによる物理的な駐停車抑制対策」「(3)交通管理者、道路管理者によるパトロール強化」「(4)ドライバーに対し、駐停車の理由やトラック待機所に併設してほしい機能等についてアンケートを実施」に取り組んだ結果、上下線で合計407台あった駐車車両が45 台に減少(約9割削減、13時間の合計台数)することができた。

今回の社会実験では、(1)~(3)の取り組みに加えて、新たに実験区間内にある入江崎水処理センター敷地内に仮設トイレと移動店舗を備えた仮設トラック待機所を設置し、そこに路上駐停車車両を誘導する。

実験期間中は、Webカメラで入江崎水処理センター敷地内の様子をライブ配信し、空き状況を確認できるようにする。

<実験概要>
20221115kawasaki 520x326 - 川崎市/殿町夜光線の路上駐停車抑制へ社会実験

■社会実験の概要
日程:11月17日~12月15日
対象区間:殿町夜光線/かわさき南部斎苑前~運輸支局前交差点 上下線(片側760m、上下線合計1520m)
大型車誘導場所:(1)皐橋水江町線沿線 大型車駐車場
(2)東扇島川崎市荷待ちトラック待機所 2か所
(3)入江崎水処理センター西系処理施設敷地内 仮設トラック待機所(仮設トイレ・移動店舗を設置)

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